詳しい内容はまた後ほどで、今回の概要だけ綴ります。
4日の早朝、いつもと同じKE706便でNaritaを出発しました。今回は新たに、友人のMurakamiに同行してもらいました。昼過ぎに仁川に到着すると、JoeyとMi-sookの仲良し夫婦が迎えに来ていました。再会を喜び合い、バスでまずはJoeyの自宅へ向かいます。ここでちょっとハプニング、Anyangでバスを降りた時に、うっかりバスの中にビデオカメラを忘れてしまいました。すぐにMi-sookが電話をしてくれたので、何とか手元に戻ってきましたが、実は今回、このような「物忘れ」が多かったです。おじいちゃん病?
食事をしてからAnyangスケート場で1時間ほど練習し、その後今回の目的である「ASSA設立の会議」に出発しました。ASSAとは「Asia Slalom Skater Association」で、Asiaのスラロームにおいて、統一したルールを設け、活発に大会開催と交流を行うことで、それぞれの発展を目指そうというものです。日本で誰よりも多く、たくさんのスケート啓蒙活動を続けているMurakamiに参加してもらい、Asia諸国に日本の現状を伝え、経験からのヒントやアドバイスをこの会議の参加者に知ってもらうことが出来たら、と思いました。
午後6時から、韓国、中国、そして日本の3ヶ国で(Sebaも含めると4ヶ国です)、20人以上の人数で会議が始まりました。さまざまな意見、質問、提案が飛び交い、何と7時間にも及ぶものでした。決定事項やまだ不明確な事項、理想と現実の問題など、まだまだクリアすべきことは山のようにありますが、少なくとも多国籍会議が行われ、相互に意見を交わしたことは、大なり小なり財産になると思います。詳しい内容は、後日お知らせします。
その後、Joeyの家に戻ってからは、午前4時まで楽しく語り、酒を飲みながら時間を過ごしました。ちなみに、この日は総勢12人がJoeyの家に泊まりました。
2日目は、みんなで昼食を食べてからAnyangスケート場に向かいました。久しぶりに会うたくさんの友人と挨拶し、前日に熱く会議を行った友人とも楽しく練習しました。しばらくしてから、Joeyがその場のSlalomerを全員集め、簡単な紹介とそれぞれのSlalom発表会を行いました。その後も語り合ったり教え合ったりと、夕方まで楽しい時間を過ごしました。
夕食を食べてから、私たち3人とJoey夫婦だけになりました。男性陣は健康ランドのお風呂で汗を流し、夜はお互いにスケートについての話をしました。日本人同士でも、相手を理解することは容易ではないですが、よりお互いにもどかしい思いをしながら遅くまで話し合いました。
3日目、今回は午前中の飛行機で帰るため、朝早くにJoeyの家を出発しました。バス停にはLee-youngがお土産を持って来てくれました。Joeyとはそこで別れ、空港まで一緒に来てくれたLee-youngと最後の挨拶をして、韓国の旅は終わりました。
FreestyleSlalomの大会を、Asia地域の規模で開催することが実現できれば、きっと素晴しい体験をすることが出来るでしょう。もちろん、失敗や不満も必ず問題として現れるでしょうが、どんなことにも諦めない強い心で、常に前進していけるようにと思います。
お世話になったJoey、Mi-sookをはじめ、たくさんの韓国の友人の皆さん。いつも親切にしてくれて本当にありがとうございます。
中国から参加してくれた、Mr,Koo、Haozi、Mouse。素晴しいプレゼンテーションと、日本の抱える問題への気遣いをしてくれて、本当にありがとうございます。
そして、右も左もわからない状態のまま、強引に連れまわしてしまったウホ。冷静な状況判断で自分にもみんなにも道を示してくれて本当にありがとう。
ASSA(「アッサ」)は韓国で使われる感嘆詞で、その意味は「やったぁ!」です。本当にそのような気持ちになれるように、尽力したいと思います。